
昨年、ながく休眠状態だったというWindowsのノートパソコンを親戚からもらい受けました。古いけれど状態は良好そうだったので、これをLinuxで再生してみよう、と思いました。
モデルはHP Compaq 2230s。Windows Vistaのシールが貼られているので、製造は2007年か2008年ころでしょうか。実際に入っていたのはXPでしたが、これは多分Vistaからのダウングレードでしょう。プロセッサは2コア1.66GHzのIntel Celeron T1600で実装メモリは1.93GB、ストレージのハードディスクは110GBです。
さて、再生のためにクリーンインストールするLinuxのディストリビューション選びですが、深くは考えずに(単に比較的メジャーという理由で)Ubuntuを選び、年明けから作業に着手。別のパソコンでUbuntu 22.04 LTSのisoファイルをダウンロードしてライブUSBメモリを作成し、これを2230sに挿して、インストール開始。定石通りの手順で進めていくと、やがて「インストールが完了しました」のメッセージ。ここまで実に順調。ところが、さあ再起動というところで「Non-System disk or disk error」という表示が出たきり、起動してくれません。あれこれと出来るだけのことはやったのですが問題解決に至らず、やむなくUbuntuのインストールは断念しました。
Ubuntuがだめなら、他のディストリビューションも似たようなものではないか?…どれも駄目なのでは?…と、弱気になりかけたのですが、とりあえず色々なディストリを適当に試して、使えるものを探してみることにしました。当たればラッキーくらいの気楽さで。
2つ目にはMX linux 23.2 fluxboxを試しましたが、Ubuntuと同じく、「インストール完了」の表示にもかかわらず、「Non-System disk or ...」となって再起動せず、これも駄目。
3つ目のDebian 12.5.0 lxdeで、嬉しくもようやく「インストール完了」の後に再起動してくれました。デスクトップも立ち上がり、日本語入力設定もトラブルなく完了。なぜDebianが大丈夫だったのかは私にとって謎のままですが、とにかく、今度こそ本当にインストール完了です。LXDEデスクトップの深めの青緑色も、とても気に入りました。

ところが、ほどなくOSとは別の問題があることが発覚。起動のたびにシステムクロックが大きく狂い、毎回同じ日時に戻ってしまうのです。これは、起動時の参照先であるハードウェアクロックの電源(いわゆるCMOS電池)が切れているのかもしれません。なにしろ古い機体なので。さて、どうしたものか。迷うところではありますが、やるとすれば道はひとつですね。
(次回「古いノートPCをよみがえらせたい −その2:蛮勇奮って分解に挑戦−」へつづく)