もくもくカメラのブログ

趣味の工作のこと、日常生活の中で気づいたこと(ときには文学や外国語やその他のこと)を書いてます。

3Dタイムラプスで小豆発芽の続きを撮りました

3月8日公開の記事では、小豆の発芽…種子が吸水し始めてから初生葉(しょせいよう)が出るまで…の3Dタイムラプスをご紹介しました。 moku2camera.hatenablog.com この小豆の芽は、その後さらに三出複葉(さんしゅつふくよう)が出るまで撮影を続けました。 …

接写でタイムラプス3D動画【最終回】 −⑩小豆の発芽を撮影−

製作した装置で小豆の発芽を撮影したので、その動画をご紹介します。 撮影条件は次の通りです。 種子をキッチンペーパーに載せ、キッチンペーパーをひたひたに濡れた状態に保ち、発芽して双葉 初生葉(しょせいよう)が出るまで10分ごとに撮影する。 種子…

接写でタイムラプス3D動画 −⑨テスト撮影(静止画&動画)−

前回は、撮影装置が完成した話でした。 moku2camera.hatenablog.com 今回は、この装置による静止画と動画のテスト撮影の結果です。手近にあったものを被写体にしました。まず平行法、次に交差法でお見せします。 ※「平行法」と「交差法」については、下記リ…

接写でタイムラプス3D動画 −⑧撮影装置完成−

本テーマの撮影装置が出来たので、今回はその報告です。 [1]装置の外観 [2]ステレオ写真(作例) [3]装置の構造 [3−1]全体構成 [3−2]架台への取り付け [3−3]webカメラの保持 [4]製作のプロセス [4−1]合板部材の切り出し [4−2…

接写でタイムラプス3D動画 −⑦撮影装置製作進行中−

本テーマの前回の記事で、撮影装置の製作に着手したことをお話ししました。年内の完成はなりませんでしたが、さいわい作業は順調です。どんな装置が出来上がるか、またそれを使ってどんな3D動画が撮れるか、私自身とても楽しみです。ゴールは目前、もうひと…

野鳥(シジュウカラ)のための巣箱を設置

夏になると自宅で抜いた雑草が庭の隅に積まれて山をなし、しかしそのまま放置した結果そこからまた草がぼうぼう生えだす、というのが毎年のことでしたが、せっかくだから雑草を堆肥に変えよう、と今年は手元にあった杉板と角材でバスタブくらいのサイズの雑…

カボチャ丸かじり

自宅近くのある農家さんは、道路沿いで今年はなぜかカボチャを栽培しています。夏場、そのカボチャは生け垣に絡みつきながらぐんぐん育ち、秋には黄色く熟した大きな実が生け垣のあちこちにぽんぽんぶら下がっている、という不思議な風景が出来上がっていま…

接写でタイムラプス3D動画 −⑥撮影装置ぼちぼち製作中−

前回の記事で、本テーマで作る撮影装置は「実体顕微鏡+コリメート方式」にする、と宣言しました。 moku2camera.hatenablog.com ようやくですが、ここからモノ作りです。 図1は、これまでにも何度か掲載した「実体顕微鏡+コリメート方式」の概念図です。こ…

産卵の寄生バチ −命をつなぐは命がけ−

自宅にあったクヌギやコナラのかなりの数をまとめて伐採したのが昨年の初夏、それで出てきた丸太はいずれ薪にしようと庭の隅に積み上げていたのですが、何かと手が回らずついつい野ざらしのまま一年以上が経ってしまいました。しかし、手掛けてからこちらも…

接写でタイムラプス3D動画 −⑤製作する撮影装置の方式を決める−

はじめに: 「接写でタイムラプス3D動画」の一連の記事では、初回に 「身近にある小さな現象(植物の種子の発芽など)の拡大観察を想定して、縦横10〜20mm程度の範囲を視野とするタイムラプス3D動画の接写に適し、なるべくシンプルで安価かつ容易に手作りで…

カラスウリにあらず…AIの回答はノブドウ

自宅の庭で先月見つけた蕾(↓)の続報です。 moku2camera.hatenablog.com まず、少なくともこの蕾を付けたつる性の植物は、カラスウリではなかったようです。発見時の大きさが最大のもので直径約1mmだったこの蕾、その後も数多く次々と出てきたのですが、い…

自宅のカラスウリに蕾?

自宅でカラスウリの花を撮ろうと種を撒くも育苗に失敗して落胆、しかし実は庭のあちこちにそれがすでに自生していた、というのがひと月ほど前の話でした。 カラスウリ無念…しかし灯台もと暗し? - もくもくカメラのブログ さて近況ですが、その自生していた…

タイムラプス屋外撮影用に防雨カメラ箱を作りました

昨年、ギボウシの開花をタイムラプス撮影しようとして、横殴りの雨のために機材が水をかぶるトラブルに見舞われました。 moku2camera.hatenablog.com 同じ失敗は繰り返すまいと、今年はwebカメラを雨から守る防雨箱を作り、先々月(6月)にハナショウブの開…

蝶・刺亀・鍬形・天牛 ほか色々

今年の春から夏にかけて出会った生き物たち(主に昆虫)の記録です。撮影はすべてスマホカメラ、場所は山梨県北杜市の自宅およびその近辺です。 ▼続き(クリックで表示/非表示) コミスジ/小三條【撮影日:4月25日】 写真1 自宅の庭で。小さくて白い横…

接写でタイムラプス3D動画 −④前回実験「スライド絞り方式の…」事前の準備を解説−

【はじめに】 今回は、撮影方法のアイデアを検証する目的で行った、前回のステレオ写真実験について、事前の準備がどんなものだったか、を解説します。 [1]ふりかえり [2]基本の機材 [3]視野と結像倍率 [4]レンズの繰り出し量 [5]作動距離 […

カラスウリ無念…しかし灯台もと暗し?

いつかカラスウリの開花を撮影しようと、妻の実家近く(滋賀)で採取した種を自宅の庭(山梨)にまいたのが昨年の春。それが発芽・成長し、秋の訪れとともにしおれて枯れ、冬には地下茎が冬ごもり。そして春になれば再び芽吹くはず、と待ち続けてきました。 …

今年もハナショウブが咲きました

写真1 今年最初のハナショウブ(6月24日撮影) 昨年同様、今年も咲いてくれました。自宅の桜の陰に、白いハナショウブ(写真1)。次々と新しい蕾が出てきては開く花の総数は昨年よりも多い印象で、最初の開花から一週間あまりも楽しませてくれました。 …

接写でタイムラプス3D動画 −③スライド絞り方式 の実験−

タイムラプス3D動画を接写で撮ることを目的として、下記の記事①では2つの方式を提案し、記事②では2方式のひとつ「実体顕微鏡+コリメート方式」で実験的に撮影したステレオ写真をご紹介しました。 記事①: 記事②: 今回は、残るひとつ「スライド絞り方式」…

接写でタイムラプス3D動画 −②実体顕微鏡+コリメート方式 の実験−

先日は、タイムラプス3D動画を接写で撮る方法の机上検討を行い、「実体顕微鏡+コリメート 方式」と「スライド絞り方式」の2つを考案しました。 moku2camera.hatenablog.com 今回は、上記2案の1つ目「実体顕微鏡+コリメート 方式」を試す実験です。実験…

ギンズブルグ「ある家族の会話」作中の人物分類ゲーム…由来はダンテ「俗語論」か?

イタリアの作家ナタリア・ギンズブルグの「ある家族の会話」には、著者の家族に関する次のような描写があります。 「そのころわが家ではこんなゲームがはやっていた。… それは知人たちを鉱物、動物、植物に分けてみる遊びだった。… パオラはこのゲームを自分…

接写でタイムラプス3D動画 −①机上検討編−

はじめに: 今回は、通常ちょっと厄介な3Dイメージの接写、特に「タイムラプス」3D動画を接写する方法の机上検討です。*1 ▼続き(クリックで表示) [1]検討の概要 [1−1]目的 [1−2]結果 [2]検討の詳細 [2−1]背景 [2−2]解説:そもそも「…

3月、発芽前の多年草…カラスウリとハナショウブ

昨年、春に種をまいたカラスウリは9月には高さ14センチメートルまで成長し、また何年も前から根をはっていたと思われるハナショウブは6月に見事な花を咲かせました。 これらの植物(があった場所)の近況報告です。まずはカラスウリから。 ▼続き(クリッ…

このイモムシは何の幼虫?

写真1 見つけたイモムシ(写真2のクローズアップ)(撮影日:2025年3月18日、撮影場所:山梨県北杜市) 先日、自宅で庭仕事をしていたら、地中に古い木質のかたまりが埋まっているのを見つけました。そういえば、この付近で何年か前にクヌギかコナラを伐っ…

ナポリを見て死ね

家事の中で皿洗いは私の担当なのですが、夜の片付けを終えた後、うっかり給湯器のスイッチを切り忘れることがあります。種火式だった昭和の給湯器とは違って、今のものは切り忘れたとしてもガスの浪費や火事の心配は無用ですが、やはり気になります。そこで …

真冬の昼の蚰蜒

▼閲覧注意▲ …記事後半に「不快害虫」写真あります 先月、滋賀にある妻の実家に夫婦で滞在しながら、私はちょっとした力仕事のお手伝いなどをしていました。その日は1月にしては暖かい好天だったので、庭の整理をしていました。すると、すぐ横のアスファルト…

ダンテ「俗語論」AI訳 −②DeepSeek編−

はじめに ダンテ「俗語論」を日本語で読みたくて、原文の第1巻 第1章をChatGPT、DeepSeek、および(Geminiではない)Google翻訳に邦訳させて比べたところ、前二者がかなり良さそうで最後のはいまいちだった、というのが先日の検討結果でした。 それではCha…

ダンテ「俗語論」AI訳 −①ChatGPT編−

はじめに ダンテ「俗語論」を日本語で読みたくて、原文の第1巻 第1章をChatGPT、DeepSeek、および(Geminiではない)Google翻訳に邦訳させて比べたところ、前二者がかなり良さそうで最後のはいまいちだった、というのが先日の検討結果でした。 それではCha…

ダンテ「俗語論」冒頭のラテン語原文をAIで邦訳 −ChatGPTとDeepSeek(ついでにGoogle)−

最近、ささいな動機でダンテの「俗語論」を読みたいと思ったのですが、調べてみるとこの本、邦訳がほとんど出ていないんですね。調べた限り、岩倉具忠(いわくらともただ)という人(あの岩倉具視の子孫らしいです)の訳註で1998年に出た「ダンテ 俗語詩論」…

すいすい行けた話

先日、所要で出かけた先で、そのすぐ近くに自分の親の出身校が移転していたことを思い出しました。ずっと前に亡くなった親の経歴のことは、ぼんやりとしか知らなかったので、卒業年度と専攻くらいはきちんと知っておきたい、それが確かめられる資料を見せて…

アヘン瓶の謎

最初に目にした時、ぎょっとしました。「OPPIO(オッピオ)」って… イタリア語のoppioは英語ならopium、いずれも語源はラテン語のopiumらしく、意味はアヘンです。アヘンといえば、「アヘン戦争」とか「黄金の三角地帯」、あるいは「薬物中毒」のように、た…