もくもくカメラのブログ

趣味の工作のこと、日常生活の中で気づいたこと(ときには文学や外国語やその他のこと)を書いてます。

実体顕微鏡購入記  −あえての後付け自作LED照明−

 実体顕微鏡が欲しいな、と思ってました。身近な自然物を観察すれば楽しいし、もの作りの細かい作業にも役立つからです。それで手頃な製品を探していたら、半年ほど前に良さそうな中古品が見つかったので、購入しました。

中古のカートン製実体顕微鏡。10倍/20倍の切替式。なかなかの良品。
税込み29,700円は良い買い物でした。購入先は八王子のイーマイクロ。

 届いた品物はおおむね期待通りでしたが、ひとつ困ったのは、一体的に組み込まれている照明が小型の蛍光灯(サークルライト)で、かつタマは既にディスコンであること。今は点灯するけれど、いずれタマ切れになれば手の施しようがなく、それを思うと何とも残念な気持ちになります。
 少し考えて、照明は手作りのものを後付けして使いながら、蛍光灯の方は温存することにしました。普段使うことがなくても、「スイッチを入れれば点灯する」状態を保てればいいな、と思ったので。実に些細なことですが。

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照明を手作り。まずは枠組みから。切り出したベニヤ板を接着する。

枠組みに塗装し、手持ちのLEDモジュールを取り付ける。

出来上がった照明を実体顕微鏡に装着。

手作り照明の照度を実測。メーターが示したのは320FC(フートキャンドル)強。係数10.76(Lux/FC)を乗じてLux(ルックス)に換算すると、約3500Luxになる。組み込みの蛍光灯が3000Luxだったので、この手作り照明の明るさは十分。
ここで使った測定器は昔の写真用露出計。50年近く前に買ったものが、いまだに使えてる。ちなみに、乳白色の丸い受光窓の内側には、光センサーとして旧式のセレン光電池が入っている。

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 こんな感じで、LED照明の製作をすきま時間にぼちぼち進めて、先日ようやく完成。早速、自宅の庭でシロツメクサエノコログサを摘んで観察しました。

シロツメクサスマホのカメラに接眼レンズを覗かせて撮影(いわゆるコリメート方式)。顕微鏡倍率は10倍、実視野は直径23mm。左手の花びらに橙色の虫が見える。
スマホ手持ちでのコリメート方式は、レンズ同士の位置合わせに手こずりました。

エノコログサ(通称ネコジャラシ)の若い穂。同じくコリメート方式、10倍、実視野23mm。

 これから、いろんなものを観察して楽しめそうです。