里山暮らしでは、薪ストーブが冬場に大活躍してくれますが、それにはオフシーズンの薪の確保が肝心です。わが家では業者さんから買うこともありますが、友人のご紹介で果樹農家の方から頂く剪定枝も、貴重な燃料です。今年も3月に軽トラ2台分の枝や幹を頂いたのは良いのですが、薪棚に空きがないので、やむなく地べたに直置き&野ざらしにしていました。それでも春先は好天続きで問題なかったのですが、梅雨を経て夏に入ると草ぼうぼうの中で湿気がこもり、地面から水気がしみ上がって茸は生えるは苔はむすはで、薪にする前に土に還りそうな気配。さすがにこのままではいかん、せめて下からくる水気を最小限に、と防草シートを敷いた上に積み直したのが上の写真です。多少でも乾きやすいようにとなるべく高く積み上げたのですが、ブナなどの形が整った薪とは違ってくねくねした枝も多いので、結果こんもりした山の形になりました。改めて眺めると、なんだかオブジェに見えなくもないですか。DIY中の新しい薪棚が出来たらそちらに移動する予定ですが、かなり先になりそうです。なのでこのオブジェ、当分ここに鎮座し続けることになりそうです。