乗り物から撮った2枚の風景画像をステレオ写真として鑑賞することを、今回やってみました。その結果をご紹介します。
乗り物でステレオ写真を撮るとは?
例えば図1のように走るクルマに乗っていたとして、aの位置から撮った画像Aと、そこからいくらか走ったbの位置から撮った画像Bのそれぞれから、互いに重なるCの範囲を切り出して、それらの2画像をステレオペアとして並べる、というものです。

「動く乗り物からステレオ写真を撮る」という手法は、航空写真で地形を調べるのに昔から使われています。こちらのサイトには、そんな地形のステレオ写真がたくさん載っています。
また、こちらの2つのサイトには、電車や飛行機から撮った雲の写真が載ってます。
今回撮影したステレオ写真
上のように皆さん迫力あるステレオ写真を多数撮っておられるので気後れしますが、写真1が今回私が撮った写真です。助手席に乗って高速道路を走行中に、スマホカメラを左横の窓に押し当てながら撮った連続写真です。1〜2秒ごとにシャッターを切ったので、5枚の撮影に要したのは多分6秒ほど。時速100kmは秒速28mなので、この6秒の間の移動距離は100数十mと見積もれます。





ステレオ写真として豊かな立体感を得るには、移動距離が長い方が良い、つまり写真1の中では1枚目(左端)と5枚目(右端)をステレオペアに選びたいところです。しかし、あいにく5枚目は遠景の山並みが手前の木立で隠れてしまっているので、ここでは1枚目と4枚目を選んでみました。この場合の移動距離は100m強くらいでしょうか(写真2、写真3)。




まとめ
いかがですか。今回のステレオ写真、空の雲の見え方は良いとして、地上の方は近景が左右で違いすぎるので、立体感も何もありませんね。今回、たまたま良い感じの雲に出会ってあわてて撮ったのでこんな結果になりましたが、次回は雲と地上がバランス良く立体視できるようなステレオ写真を撮りたいな、と思っています。