▼閲覧注意▲ …記事後半に「不快害虫」写真あります
先月、滋賀にある妻の実家に夫婦で滞在しながら、私はちょっとした力仕事のお手伝いなどをしていました。その日は1月にしては暖かい好天だったので、庭の整理をしていました。すると、すぐ横のアスファルト道路に異様な気配を感じたので目をやると、見たことのない生き物が、ゆっくりと道路を横切っていました。いやしかし、よく見るとその形は、紛れもなくゲジ(蚰蜒)でした。見たことがなかったのはその大きさで、全長が10数センチほどもありました。驚いてスマホで何度かシャッターを切る間も、彼(彼女?)は15対の脚(実際は何本かが失われていたのですが)をゆっくりと、規則正しく滑らかに動かしながら、向かい側の藪の中に姿を消しました。
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それがゲジの仲間のオオゲジであることを、後で調べて初めて知りました。改めて写真を見ると、飴色に透き通る脚は、なんだか陸に上がった水棲生物を思わせます。私はゲジがかなり苦手な筈なのですが、この脚を見た時、(不覚にも)「美しい」と思いました。
このオオゲジ君は、私の庭仕事に身の危険を感じ、寒さで体が思うように動かせないにも関わらず、必死に歩いて新天地を目指したのでしょう。
ここ数日の寒波で、滋賀県は相当な積雪になったと聞いています。このオオゲジ君はうまくやり過ごせているだろうか、春はもうすぐだからもうちょい辛抱だよ、と、彼(彼女)の人生に心ならずも余計な波乱をもたらしてしまった私は、心の中で謝りながら遠くから応援しています。
