昨年、ギボウシの開花をタイムラプス撮影しようとして、横殴りの雨のために機材が水をかぶるトラブルに見舞われました。
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同じ失敗は繰り返すまいと、今年はwebカメラを雨から守る防雨箱を作り、先々月(6月)にハナショウブの開花を撮影しました。その箱作りから撮影までの過程をご紹介します。
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写真1 6月23日の撮影の様子。右上のベージュ色の箱が防雨箱。
左:写真2(側面図) 右:写真3(正面図)
防雨箱の手書きフリーハンドによる簡単な設計図。

写真4 主な部材と補助具。板材は9mm厚のベニヤ。賞状額は板ガラスを外して窓ガラスとして使用。補助具は板材の接着時の仮固定用。

写真5 まず背面の板と側面の板を接着。使った接着剤は一般的な木工用ボンド。

写真6 側面の板(二枚目)を接着。

写真7 組み立ての終盤。接着剤が硬化したら要所に木ねじを打って強度を高めた。

写真8 板材の組立が完了。防雨箱の形が出来た。

写真9 内側はつや消しの黒で塗装。目的は内面反射光によるゴーストの映り込みの予防。

写真10 賞状額から外した板ガラスを窓ガラスとしてはめた。取り付けにはシリコーン系接着剤を使い、全周に塗布した。板ガラスのサイズはA4。使用するwebカメラに対しては大きすぎるが、ガラス切りを持っていないので、そのまま使用。

写真11 外側は明るめの色で塗装。目的の第1は耐水性を持たせること、第2は日光の吸収による内部温度の上昇を予防すること。

写真12 全体の仮組み。ツーバイフォー材製のフレームとワンバイフォー材製のアームとで防雨箱を支持し、それらを脚立に寄りかからせた状態で、脚立に固定する(脚立も防雨箱を保持する構造物のひとつ)。固定には角材やシャコ万力を使用する。

写真13

写真14 webカメラの組み込み(仮)。カメラは、下記リンクのたんぽぽの撮影で用いたものと同じ。
たんぽぽのふわふわ綿毛ができるまで −3Dタイムラプスでみる12日間− - もくもくカメラのブログ

写真15 防雨性能試験。「防雨箱の色々な方向(上・前・後ろ・横・斜め)から計5分間シャワーをかけ続けた後、内側に水が入り込んでいなければ合格」というルールをあらかじめ決めておいて、試験を実施。結果は合格。

写真16 webカメラの組み込み(本番)。ゴースト防止のために黒い紙で作ったカバーをかぶせた。

写真17 撮影現場に設置。webカメラから最も近い蕾までの距離は約50cm。脚立上段のプラスチックケース内にはwebカメラを制御するラズベリーパイと電源のモバイルバッテリーを収納。かぶせたポリ袋はもちろん雨対策。
以上のような準備を経て撮影したのが、約40秒間の次の動画です。撮影は朝5時39分から10時00分までの約4時間20分。この間、途中から雨が降り出したのですが、問題なく撮影を続けることが出来ました。防雨箱によるタイムラプス屋外撮影、まずは成功です。