もくもくカメラのブログ

趣味の工作のこと、日常生活の中で気づいたこと(ときには文学や外国語やその他のこと)を書いてます。

カラスウリ育苗記

写真1 昨年初冬に採取したカラスウリの実
春になって割ってみると、皮は薄くて乾燥してパリパリでした。中からはたくさんの種が。(4月27日撮影)

 私はカラスウリの花が好きです。真夏の夜に咲く、白いレースのような花びらがとても繊細で美しいからです。そんな開花の様子を、以前タンポポでやったみたいに、3Dタイムラプスで動画撮影したいと思っています。

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 カラスウリは郊外や山あいによく自生しているので、見つけるのは難しくありません。でも、そんな場所にカメラを設置して深夜に何時間も撮影するのは、色々と問題があります。そこで、自宅の庭に種をまき、苗を育てて花を咲かせよう、と考えました。自宅なら、夜の撮影でも余計な心配は無用ですからね。

 でも、種から育てるのも簡単ではなさそうです。カラスウリ多年草で、発芽から花が咲くまでに2、3年ほどかかるらしいからです。仕方ないですね。気長にやってみることにしました。

 そういう訳で、まずは種の入手です。自宅付近でも見つけられるのですが、昨年の初冬に妻の実家(滋賀県)近くの川べりで、ミカン色に熟して程よく乾燥した実を見つけたので、数個を採って持ち帰りました。そこから取り出した種を今年蒔いてみたら、発芽して、いくらか成長して、そしてそろそろ冬支度かな、というところまで来ました。そんな今年の春から秋までの半年間を、写真でご紹介します。

 

【4月27日】種の準備

写真2 冒頭の写真1のものと合わせて計3個の実から、58個の種が採れました。水に浸してから付着していた果肉を取り除くと、褐色の独特な形が現れました。

 

写真3 種のアップ。幅は約10ミリ。カマキリの頭や打出の小槌に見立てられるとか。

【4月30日】種まき

写真4 種はプランターでなく地面への直播き。場所はコナラの根元で、晴れの日は木漏れ日が射し込む半日陰。40センチ☓25センチの範囲に等間隔で。園芸が得意な妻の助言で、「鹿沼土」を表土の黒土に混ぜました。置いた木杭は範囲の目印。

【8月9日】発芽

写真5 種まきから101日経過。最初の1ヶ月は毎日水やりをしていたのですが、全く発芽の兆候が見られず、半ばあきらめて放置していました。でも、忘れかけていたこの日、見たら芽が出ていました。画面上方に3本、右下に2本、左下に3本、そして中央に特に小さいのが1本、計9本。種58個中の9つが発芽したので、この時点で発芽率16%。高いとは言えない印象です。

 

写真6 右下の2本(→写真5)のアップ。高さは7〜8センチ。巻きひげも見えます。

【9月29日】雨にやられたかも

写真7 種まきから152日経過。雨天が何日か続いた直後。苗は右上・右下・中央に各1本、左下に3本、の計6本。写真5の9本からは3本減ってしまいました。傷んだ葉があることから、雨の跳ね返りによって土壌中の雑菌が葉や茎に付着して苗を弱らせたのかも知れません。対策として、籾殻で土の表面を覆いました。また、巻きひげが巻き付くための支柱を立てました。

 

写真8 中央の1本(→写真7)のアップ。高さは14センチ。一部の葉はかなりの傷み。

【10月11日】そろそろ冬支度?

写真9 種まきから164日経過。秋が深まり、朝方は冷え込むようになりました。苗は一見すると前回とあまり変わらないようですが・・・

 

写真10 中央の1本(→写真9)のアップ。前回(写真8)に比べて、くたびれてきた感じです。このまま冬に向けて、茎と葉の地上部分は枯れていくのでしょうか。それでも、多年草として地下の根は残り、来春には再び芽を出すはず。見守りましょう。

ーーーーーーーー2024/11/30追記ーーーーーーーー

【11月17日】冬は間近

写真11 来春に再び芽が出た時に備えて、目印の札(①〜⑥)を立てました。右下の⑤はまだ青々としてます。中央の④は先月(写真10)はまだ結構がんばっていたのですが、すっかり干からびてしまいました。

【11月27日】冬到来

写真12 朝の気温が連日0℃近くまで下がり、最後まで頑張って光合成を続けていた⑤も、ついにしおれました。いよいよ全員「冬ごもり」に入ったようです。