今年の春から夏にかけて出会った生き物たち(主に昆虫)の記録です。撮影はすべてスマホカメラ、場所は山梨県北杜市の自宅およびその近辺です。
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コミスジ/小三條【撮影日:4月25日】

写真1 自宅の庭で。小さくて白い横線が三本あるから「小三條」。…と知ったかぶりをしたけれど、Googleレンズでそう出たからコミスジ、というのが本当のところ。小さなミスジがあるなら他のミスジもあるのかなと思ったら、やっぱり色々あるようです。特に「ミスジチョウ/三筋蝶」の見た目はそっくり。でも、白線の一本目(頭側)と二本目(真ん中)のつながり方で、コミスジと分かりました(見方は下記サイトが教えてくれました)。
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ヨコヅナサシガメ/横綱刺亀【4月25日】

写真2 うーん、なんて毒々しい…。散歩中に、近所の桜の幹に付いていた赤い点が気になって、近付いてみたら、これがいました。以前に何かの本で知った時に、その強烈なビジュアルと獰猛な生態に戦慄を覚えた、ヨコヅナサシガメ。写真のものは、季節的にも翅がない外観からも、幼虫でしょうね。成虫は、まだ実物を見たことがありません。見たくもありませんが。…いや、やっぱりちょっと見てみたい…かな。怖いもの見たさで。
セイヨウタンポポ/西洋蒲公英【4月25日】
クサソテツ/草蘇鉄【4月26日】

写真4 若芽が山菜のコゴミ(漢字で「屈」と書くそうです)になるシダのクサソテツ。真上から見ると★の形でした。
クワガタ【4月26日】

写真5 クワガタの♀。色々調べてノコギリクワガタかな、と思ってるけど、自信はありません。ちなみにChatGPTに尋ねたら、「コクワガタのオス」(下線は筆者)と返答されたけど、それは違いますよね。
ノコギリクワガタ/鋸鍬形【6月6日】

写真6 こちらはもう、ノコギリクワガタ♂で間違いないでしょうね。大あごの曲線が何とも言えずきれいです。なお、彼がつかまっている木はコナラです。
キクラゲ/木耳【6月12日】

写真7−1 キクラゲ

写真7−2 シロキクラゲ
昨年伐採して庭の隅に野ざらしにしていたコナラやクヌギの丸太に、茸が生えました。多分キクラゲとシロキクラゲと思いますが、気分としては「『多分』じゃない。」「キクラゲとシロキクラゲに間違いない。」「これは食べられる!」でした。でも、結局採りませんでした。茸の素人を自認する私としては…。
食べる・食べないの話はさておき、不思議な美しさを感じます。特にシロキクラゲの造形と質感に。
クワガタ(?)の幼虫【6月12日】

写真8 今年の春に見つけたクワガタの幼虫(下記リンクの)がその後どうなったかが気になって、件の朽木をそっと掘り返してみたところ、一匹のイモムシがちょうど頭を出していました。春に見た個体と同じかどうかはわかりませんが、少なくともこの朽木を埋めた場所がこの種のイモムシの生育条件をそれなりに満たしているらしいことがわかったので、安心しました。
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ミズイロオナガシジミ/水色尾長小灰蝶【6月22日 午前6時44分】

写真9 自宅の生垣(ドウダンツツジ )の枝で交尾中のペア。彼らの生態は「年1化」、つまり1年に1回しか世代交代を行わず、越冬は卵の状態で行う、とのこと。わが家の庭には彼らの幼虫の餌になるブナ(クヌギやコナラ)が何本かあるので、この後、このペアのメスはそのどれかに卵を産み付けたかも知れません。
ナガゴマカミキリ/長胡麻斑天牛【6月24日】

写真10−1

写真10−2 シャッターを切ったら、その音に反応して「死んだふり」状態になりました。脚だけでなく、触覚もしっかり縮こまっています。写真で、おしりのあたりから上に伸びている2本の線が触覚です。
ヨツメアオシャク/四目青尺【6月30日】

写真11−1 青緑色がとても鮮やかです。

写真11−2 顔のクローズアップ。大きな目玉でギロリと睨まれているかのよう。黒目に見えるのは偽瞳孔でしょうか。昨年秋に撮ったキリギリスの偽瞳孔(下のリンク)が小さな黒い点だったのに比べて、ずいぶん大きな「黒目」です。この違いは、周辺の明るさが影響しているのかも知れません。キリギリスを撮ったのが明るい場所だったのに対して、こちらの蛾は日陰で撮ったという違いがあるからです。もちろん、種が違うから単純には比べられませんが。
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ノコギリカミキリ/鋸天牛【6月30日】

写真12 触覚がのこぎりの刃のようにぎざぎざしているからノコギリカミキリ、だそうです。
コウゾ/楮 または ヒメコウゾ/姫楮【7月6日】

写真13 日当たりの良い尾根の林道沿いの木に、赤くキラキラ輝く実が。つぶつぶが集まった様子は木苺に少し似てますが、枝から細い茎でぶら下がっているところは、桑(クワ)の実の方により似ている気がしました。枝や葉っぱの感じも桑っぽい。で、画像検索したら「コウゾ」。和紙の原料になるあのコウゾでした。そしてコウゾはクワ科コウゾ属、一方クワはクワ科クワ属、つまり属は違うけど科は同じ、そこそこの近縁同士、ということで最初の印象があながち的外れではなかったと納得。ただ、写真の実には手が届かず味見が出来なかったのが心残りとなりました。
イタチ/鼬【7月7日】

写真14 自宅の近くで時々見かけるイタチ。ぼけぼけ写真ですみません。なかなか近くには寄れないので(…近付かないに越したことはないでしょうけど)。ところで、ちょっと気になるのはこの漢字「鼬」。形としては「鼠(の変形)」+「由」なのですが、この漢字のイメージが、いまだにイタチときちんと結び付かないのです。
ヨツスジハナカミキリ/四条花天牛【7月9日】

写真15 夏に屋外で作業をしている時は、スズメバチには気を付けます。そして自然に、羽音でスズメバチと他の虫とを聞き分けられるようになります。この日、羽音を聞いて「スズメバチだ」と振り向くと、確かにスズメバチっぽい虫が。ところが、どうも違和感があったのでよく見ると、このカミキリムシでした。派手な縞模様でスズメバチを擬態するカミキリムシがいることを知ってはいましたが、羽音まで似ているとは想定外でした。
クチバスズメ/朽葉雀【7月24日】
写真16−1 写真16−2

写真16−3 右上の写真16−2を撮った瞬間、グッと上半身(前半身?)を持ち上げて顔をこちらに向けました。なかなかの目ヂカラじゃないでしょうか。「誰だ、おまえ?」と言われた気がします。
ルリボシカミキリ/瑠璃星天牛【7月31日】

写真17 とても鮮やかなブルーが、日向の草むらの中に垣間見えたので、草をかき分けて撮影。このあとすぐに、翅を広げて高く飛んで行きました。
大きなイモムシ【8月1日 午前6時40分〜49分】

写真18−1 早朝、植木の水やりをしていた妻が、芝生の中に発見。体長5〜6cmほど。Googleレンズは「ヤママユガ」と表示。じっとして動かなかったけれど、生きてるかも知れないと考えて、ヤママユガの餌になるというコナラの木に移動させることにしました。

写真18−2 とりあえず、コナラの高さ2メートルほどにある枝に乗せました。この時、少し動いたようにも見えましたが、相変わらずほぼ静止したまま。このあとワンコの散歩に出かけて、約半時間後に戻って来ると、姿が見えなくなっていました。地面に落下した形跡もなし。自力でどこかに移動したのか(そうであって欲しい)、あるいは鳥にでも見つかってしまったのか。消息は謎のままです。
※その後ChatGPTにも尋ねたところ、回答はまたも「ヤママユガ」。ところが、それを確かめようとヤママユガのキーワード検索をしても、出てくるイモムシの画像は、どうも違うものばかりなので腑に落ちず、何の種だったかについても、謎のままです。
ヒグラシ/日暮【8月1日 午前7時51分】
写真19−1 写真19−2

写真19−3 庭のベンチでセミが羽化していました。羽化自体は前日の夕方から始まっていたのかも知れません。夜があけて翅が乾いたところ、でしょうか。このあと1時間ほど経って再度来てみたら姿が見えず、もう飛んでいったかな、と思ったら、ベンチの裏側でまだ休んでいました。うっかりベンチに腕をぶつけて驚かせてしまい、今度は本当に飛んでいきました。セミといえばバサバサと不器用な飛び方をするイメージですが、このセミは静かにふわふわと飛んで行ったので意外でした。残された抜け殻を調べたところ、種類は触覚の形からヒグラシ、性別はお尻の形から♀と分かりました(見方は下記サイトが教えてくれました)。
www.kodomonokuni.org
ヤマキマダラヒカゲ/山黃斑日陰蝶 あるいは サトキマダラヒカゲ/里黃斑日陰蝶【8月1日】

写真20 画像検索で、ヤマキマダラヒカゲかサトキマダラヒカゲのいずれか、までは分かりました。でも、そのどちらなのかは分かりませんでした。
ナツアカネ/夏茜【8月1日】

写真21 アカトンボも種類は色々あるらしく、このトンボはその色々あるうちのナツアカネかアキアカネのいずれか、のようです。そして両者を見分けるポイントは胸の横にある斜め方向の黒い三本線にあって、その真ん中の1本の特徴から、これはナツアカネの方、と言えそうです(下記サイトが教えてくれました)。
i-zukan.jp
ツマキシャチホコ/褄木鯱鉾蛾【8月2日】

写真22−1 初めて見ました。木の枝片そっくりに擬態した蛾。
写真22−2 写真22−3
この蛾もよく似た種類がいくつかあるみたいです。下記サイトの情報により、これは「ツマキシャチホコ」ではないかと思います。
kanon1001.web.fc2.com